SSブログ

民主党のマニフェストにがっかり [雑感]

自民党についてのコメントは次回にでも回そう。
それでは民主党のマニフェストを読んでみようか
民主党には、景気回復基調にある中で自公の役割をある程度認めた上で、「うちならもう少しうまくやるんだけどね」という主張がほしいのだが、なんでも反対党の昔の社会党とやってることは変わらない。公明党お得意の福祉政策をがっぽり盗んじゃうところもいただけないなあ。

民主党は、2004年参院選・2003年衆院選のマニフェストから一貫して、郵政改革を進めることを主張してきました。 現在340兆円ある郵便貯金と簡易保険は、適正規模に縮小します。 [1]2006年度中に郵便貯金の預入限度額を満期ごとに700万円に引き下げます。 [2]同時に、名寄せを徹底します。預入限度額を超える分については、個人向け国債などに振り替えます。 [3]その後、預入限度額をさらに500万円に引き下げます。 [4]8年以内に郵便貯金220兆円を半減させます。 特殊法人などに対する補助金3.5兆円を3年間で半減させ、郵貯・簡保資金のムダづかいを元から断ちます。 郵便事業については、国の責任で全国一律サービスを維持します。 お金の出し入れや公共料金支払い、年金受け取りなどの決済サービスについては、国の責任で全国的に維持します。 郵貯・簡保を適正規模に縮小した後は、政府系金融機関との統合も含め、あらゆる選択肢が可能になります。


郵便局を減らさないで郵便貯金と簡易保険を使っている者の利便性を悪くするというのは、おかしいのではないかい? 郵便局でふんぞり返ってろくに仕事もしない郵便局員(まじめな人がいることは分かっている一方でたちの悪い局員もいるという意味で)の仕事を減らすだけ。それで郵便事業は続けるという。郵便局に郵便事業を求める人がどんどん減っているのに。
民主党の言っていることはむちゃくちゃだ。郵便局員だけが得をする、国民にとっては大損害な改悪案だ。

民主党は、8年間で国の財政のプライマリー・バランスを回復することを目標に、税金のムダづかいを徹底的に無くし、税を最も必要としているところに配分します。官製談合をもたらす公務員の天下りなど「ムダと不正の温床」を根元から断ち切ります。 利権・癒着・ムダな事業の一掃・根絶のため、「行政刷新会議」を設立します。 3年間で10兆円のムダづかいを一掃します。ムダづかい一掃なくして増税なし! 議員年金をただちに廃止します。国会議員定数1割以上削減、衆院比例の定数80を削減します。 労働基本権を付与し、国家公務員人件費総額を2割削減します。 官僚・特殊法人の役職者の天下りを禁止します。 道路公団を廃止します。官製談合防止に取り組み、「ムダと不正の温床」となっている特別会計をゼロから見直します。 迂回献金を禁止します。政治資金は全面公開とし、政党・政治資金団体への外部監査を義務づけます。

公務員の人員削減を主張するが・・・
 国会中継を見ても分かるとおり、与党も野党も難しい話になると官僚に任せっぱなしだ。資料作成だって与党も野党も官僚に作らせている。官僚に本来の仕事をさせるべきだ。勉強不足の政治家がただで官僚をあごで使っている。本来の仕事はその間手付かずになっているのが現状だ。官僚の使い方を知っているのはやはり官僚。だから官僚出身の政治家が多いのだ。官僚が一方的に悪いわけではない。官僚にべったりの政治家が悪いのだ。「官僚に資料を作らせない、答弁させない、自前で勉強した資料で出て来い」という法律でも作らせないとだめか? 
 公務員を削減すれば、一人当たりの公務員の仕事は増える。官僚(特にノンキャリア)の過労死も増えるだろう。残業も増える。終電に間に合わない。どうするか? タクシーで帰る。タクシー代が増える。人件費だけを見たら分からないが、タクシー代が倍増する。
 人件費削減した仕事のカバーは誰がするのか? パートを増やす。だけど、パートに官庁の守秘義務などは守れるのか? 公務員を削減するならば、公務員の仕事も比例して減らすべきだ。仕事を減らす話はマニフェストにはない。民主党が政権をとったらむしろ「大きい政府」になって仕事は増えるかもしれない。人件費は削れても経費は倍増、かえって効率が悪くなる。「ソ連型共産主義」に向かうのが落ちだ。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(6) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 4

あかさたな

だったら、自民党のマニフェストは何ですか?
数値すら上げていないのだから、こっちの方が出来は悪いではないですか。
(理想論の共産党の方がまだまし。)
自民党は、「郵政」で誤魔化しているが、過半数取ったら「国民から信任された」と言って、増税路線に向かって一直線ということを企んでいるのだから、それに気づかないととんでもないことになるだけですよ。
by あかさたな (2005-08-23 13:51) 

ジョー・N

あかさたなさんへ
 自民党に言及しなかったのは、そもそも自民党のマニフェストにそんなに期待はしていないからなんですね。そこは理解してほしいな。
 「国が何でもやってくれる」という考え方は江戸時代に根付いてしまった悪しき習慣ですよね。これからは自力で生きていく社会に転換していかなければいけないと思います。弱者切捨てではなく、そこはセーフティ・ネットも考慮するのは当然としてですが。
 国の借金がひどいことになっているのだから、自民であれ民主であれ増税はするでしょう。国をスリム化する勇気があるかどうかがいま問われているのではないでしょうか。
 民主党が小泉自民党に取って代わるだけの度量がないことが残念なのです。今のまま労組の言いなりなら民主党には期待できないので投票しません。
 不況から打開しつつある今、自民党は数値目標を掲げる必要性も真剣さもありませんが、自民党は昔からそういうところはいい加減ですね。民主党の方がその分マシなんでしょうか? 数値目標を掲げてはいますが、絵に描いた餅でしかなく、説得力に欠けているとわたしは判断しています。財源どうするの?となると増税しかないわけで。耳に心地いいことしか言わない方が返って誠実さを疑っています。
 小泉は政治家や官僚、企業の癒着体質にメスをいれることに賛成かどうかを国民に問うているんだと思います。そこまで露骨に言えないので郵政民営化という言葉にしていますが。小泉でなかったら、道路公団の副理事の逮捕なんてこともありえなかったでしょう。検察庁にも風穴を開けたんだと思います。
 少なくとも今回は細かい政策を問う選挙ではないとわたしは認識しています。
by ジョー・N (2005-08-23 14:20) 

あかさたな

失礼しました。途中で間違って送信をクリックしてしまいました。(16:49のは削除してください。)

一つのことを問うのであれば、法整備をしてから「国民投票」を行うのが筋。
「選挙」となると、争点をはっきりさせて、政策で争うべき。
今回の小泉の主張は本来ならば「国民投票」を行うべき課題であり、完全に頭が狂っているとしか言えない。

それなりの成果はあるだろうが、「郵政」しか言わないで国民を誤魔化す小泉の策略はファシズムへ一直線でしかない。つまり、小泉の策謀に乗って政策論争を行わないというのであれば、ファシズムを肯定することになり、その幕開けになりますね。
by あかさたな (2005-08-23 16:58) 

ジョー・N

あかさたなさんへ
国民投票は確かにその通り、それが最善の策でしたね。
郵政民営化より急がなければいけない課題は山積してますよね。その意味では「なんで解散しちゃうの?」とわたしも思いました。
でも改革自体を妨げる腐敗した官僚や政治家の一掃も必要です。
荒井ひろゆき参議院議員という「都会の住民の犠牲のもとに田舎を活性化させよう」という時代錯誤もはなはだしい輩もおりますし。

あかさたなさんの憂慮するように、選挙後にファシズム一直線になるか注意深く見て生きたいと思います。
by ジョー・N (2005-08-23 18:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 6

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。