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おれは民主党を許さない [ニュース]

国会を空転させ、日銀総裁人事を進展させず、暫定道路財源問題もなし崩しにしてしまった。民主党のやっていることはただのクレーマーである。いくら柄の悪い関西人でも相手を破滅に追いやるほど、「あくどくはない」。

私は一時でも小沢一郎を信じていたことを悔やむ。こんなろくでなしとは思ってもいなかった。振り返れば、小沢一郎の通った後はショベルカーが通った後のように形あるものがすべて跡形もなくなっている。政治はいい意味で妥協の産物でなければならない。子供の彼にはそんな大人な対応は愚かに見えて仕方がないのだろう。しかし、もっとも愚かなのは、話し合いの意味を知らず、なんでも反対の共産党となんら変わらない小沢一郎である。

マスコミもマスコミだ。福田の性格が温厚なのをいいことに、「悪いのは何でも福田」にしてしまっている。そもそも、お坊ちゃんだった安倍に総理を退いてもらって、国の今後を冷静沈着な福田に任せようということではなかったのか。
否、民主党は数にものを言わせるただの駄々っ子として、その赤っ恥を天下にさらしたのだ。天下百年の計を案ずるべきときに、私利私欲に走った魑魅魍魎なのだ! 自民党の道路族よりもはるかにタチが悪い。

解散総選挙に追い込む? 国民の審判を問う? 何を寝ぼけたことを言っているのだ! サブプライムローン問題で陰りの見えるアメリカ経済に足をとられ、一刻も早い不景気対策が望まれているのに「政(まつりごと)」ではなく、選挙の「祭(まつり)」にうつつを抜かす奴等の気が知れない。日本を奈落の底に沈ませたいのか? 

野党・民主党も巻き込んで大人な対応をする国会運営が望まれていたのではなかったのか? 福田は、自民党の選対のトップの役職に古賀を招き、古い体質を匂わせるなど、国民の目線から見ると時代遅れの観は否めない。しかし、国民の訴えに最終的には真摯に対応する姿勢はもっと高く買わなければならない。C型肝炎問題しかり、年金問題しかり。過去のろくでなしの尻拭いを焦ることなく、マイペースながら着実に対応しているではないか? 仮にも福田が何もしていないとするならば、私は彼を弁護することもないだろう。

国民に信を問うとき、民主党はかつての社会党が瓦解した以上のスケールで国民からNOを突きつけられるだろう。民主党にも良心を持って行動している人物もいる。それは桜井充だ。民主党執行部の狂った国会運営に疑問符を投げかける良識の政治家がいることは、この嘆かわしい政治状況にあって、一種の慰みを感じる。私はこの桜井充に日本の後事を託したい気持ちでいる。

しかしながら、政治の大勢はにっちもさっちもいかないところにきている。

もし、選挙選挙というなら勝負に出るがいい。

民主党よ、完膚なきまでに叩きのめしてやるからその覚悟で臨んで来い!

大統領だってしあわせになる権利がある [雑感]

フランスの今度の大統領、サルコジさん。名前から猿を連想してしまいます。知ってるフランス人だと元F1ドライバーのアレジなんか思い出すけど、顔的にはあの系統だね。年始の記者会見で元モデルと再婚する予定だというニュースが流れた途端、お袋が、「この男キライ!」「不潔!」と叫んでました。そこまで憤ったのには何か理由があったんでしょうか? 内心笑ってしまいました。オヤジも何となく苦笑いしてたような・・・。
まあ、「大統領だってしあわせになる権利がある」と言い出したらしく、それはそれでほほえましさもあるんだが、高潔さに欠けるという意味では失望したというか。かつてのシラクやミッテランと比べると、ずいぶんアメリカナイズされたというか、俗っぽくなったというか。

同じ次元にしてはいけませんが、プロレスラーの長州力がかつて不遇から抜け出し、ライバルの藤波辰巳に勝った時のコメント「俺の一生にも、一度くらい幸せな日があってもいいだろう」 を思い出しましたよ。サルコジもなかなかもエンターテナーですな。

小沢一郎さんが、福田首相に「一番偉い人が云々」と繰り返す度に違和感を覚えます。最近の政治権力のトップは東西を問わず、高潔な人格を感じさせる人はいないですね。ゴルバチョフなんかは任期のはじめ辺りはそういう荘厳さがあったんですが。幸か不幸か分からんけど、謙虚な姿勢の福田さんに一番偉い人、っちゅう感じがどうもしないんですわ。

フランス語でノブレス・オブリュージュ(noblesse oblige)という言葉があります。裕福な者にはそのぶん義務が伴う、っちゅう意味です。つまりいざ戦争が始まったら最前線で命を犠牲にする覚悟がなきゃあかん、という高い倫理が昔のフランスにはあったんですなあ。だけど、サルコジさんのように政治権力のトップが元モデルとのウハウハして、「大統領だってしあわせになる権利がある」何て言う人が、いざっちゅう時には真っ先に逃げ出す気がしてならんのです。


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アメリカ方言学会が選んだ2007年のことば [英語]

'Subprime' named Word of the Year

先日、上記の記事を読んでいた。アメリカでも17年位前から流行語大賞みたいなのをやりはじめたらしい。

2007年の言葉はサブプライムだそうです。サブというのはホモという意味ではなく、標準以下という意味だそうです。プライムはベストという意味だそうで、サブプライムは「最高水準からはほど遠い」という意味なんだそうだ。試験を受けて、ひどい点を取りそうなとき、今回の試験はサブプライムだぜってな使い方をアメリカではするそうな。日本で住専が問題になったとき、「まじ住専やな」みたいな言い方は日本ではありませんでしたね。

もっともクリエイティブな言葉 Googleganger。ドッペルゲンガーに引っ掛けた造語でぐぐったときに自分と同姓同名の人のことを指すらしいです。でも日本では使えないなあ。

もっともいらねえ言葉にHappy Kwanhanamas。なんじゃそりゃと思ったらHappy Holidaysの意味とのこと。Kwanza + Hanukkah + Christmasなんだそうです。ハヌカー(ユダヤ教の行事)とクリスマスは分かるけど、クワンザってなんだ? って思い、ぐぐってみた。そしたら、アフリカン・アメリカンのために作られた歴史の浅い新年行事を指すらしい。しかし、クリスマスだって歴史はそんなに深くないし、グローバル時代にキリスト行事がこの先も定着していけるかっていうと消えていく可能性もある。すでにアメリカ大統領の年末年始のグリーティングカードにはHappy Christmasの文字が消え、Happy Holidaysになっている、というのはもう何年も前から言われていること。もしかしたら、22世紀にはだれもクリスマスを祝ってないかもしれない。まあ、いろんな宗教の人に気を使ってHappy Kwanhanamasを使うよりは、Happy Holidaysでええんでないかい、ってことだけど、誰がこんなもんを考え付いたんでしょうね。

クワンザ Kwanzaa~アフリカン-アメリカンであることを祝う~


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トルコの言い分 アメリカの無能

トルコがイラクの国境を越え、イラク側のクルドの武装勢力に攻撃を加えた。
越境してしまったことが非常に残念だ。
アメリカがトルコの軍事行動を認めてしまった。この地域の不安定化を助長させる愚かな決定と言わざるを得ない。
ライス国務長官がイラクを訪問し、アメリカの政策を説明したが、一般のクルド人のアメリカに対する不信感は決定的になった。
なぜアメリカはトルコの行動を認めたのだろうか。1つにはトルコ人の積もりに積もったフラストレーションを爆発させないためだ。トルコはイスラム世界での共和制国家としてまた西側世界の入口として、努力を続けてきた。空軍基地まで提供しながら、見返りがはるかに少ない。経済ではるかに立ち遅れているブルガリアやルーマニアがEU加盟を早々に果たしたのにトルコは加盟の見込みが立たない。たしかに国内にクルド人やアルメニア人を抱えているが、アフリカ移民を抱えたフランスをはじめ大なり小なりどの国も似たような問題はある。まるでわざといじめているかのようだ。欧米人のイスラムコンプレックスは我々の予想以上なのかもしれない。
トルコ国民はクルドの武装勢力のイラクからの攻撃に憤り立ち上がった。ここでアメリカやEUが下手に横やりを入れてなだめたら、かえってトルコのアメリカ離れを決定的にしトルコ国内の空軍基地を失うことを理解したのだろう。
イスラエルとパレスチナのような果てしのない暴力の応酬の舞台が新たにトルコ北部に整ってしまった。
能天気なアメリカにつくづく嫌気がさす。


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テレビで人気の詐欺師

江原啓之や細木数子は嫌いだ。確信犯のペテン師だからだ。
江原や細木はこうしたインチキ聖職者の類いである。
科学がどんなに発展しようとも人間には未知なるものへの恐れがある。人間は生前や死後の世界を知ることは出来ない。そこは宗教の領域である。
だから、人魂博士として有名な早稲田大学の大槻教授でも万人を屈服させることは出来ない。だから根拠が薄弱でもオカルトや幽霊話を受け入れるのだ。
江原や細木はそうした人間の弱さ、未知への好奇心につけ込む術を知っている。相手が言って欲しい答えを的確に見抜き、相手を誉めたりけなしたり揺さぶって、こちらの言うなりにさせる。ロジックに強い相手には怒鳴ったり罰が当たると脅す。言ったことが外れても、条件がそろっていなかった、信じる心が足りなかったとこちらには非がないと切り返す。

だがブームが去り、詐欺の手口がバレる日が遠からず来るだろう。また、底の浅さに気づき、目覚め興味が失われるだろう。

現代のソフィスト、江原や細木がまともな死に様を迎えることはないだろう。

江原や細木がボランティアでテレビ出演している訳じゃなく、セラピーや占いでちゃっかり金儲けしている現実を直視すれば、分かることである。


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