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アフガンの良心を救え [ニュース]


アフガンの良心がイギリスに亡命申請している。マフィアから命を狙われているのだ。18ヶ月間、税関局長を務めてきたAminullah Amarkhil氏はこれまでカブールの空港で麻薬の売人を取り締まってきたが、いくら捕まえても汚職のはびこった状況下では、すぐに釈放されてしまうのだ。
BBCの記事にAmarkhil氏の孤軍奮闘ぶりが紹介されている。しかし、マフィアの暗躍でとうとう亡命せざるを得なくなった。
AP通信の記者の記事によるとAmarkhil氏が汚職をしたとのことで解職された。濡れ衣である。マフィアが警察を抱き込んでAmarkhilを追放してしまったのである。さらに副検事総長はインターポールを通じて身柄の引き渡しを要求するつもりでいる。アフガンに引き渡されれば、そっこくマフィアに殺されるだろう。

麻薬の密輸ルートの根源であるアフガンを何とかしなければ、世界中の麻薬中毒者を減らすことは出来ない。アフガン産の麻薬は大半はトルコを通じてヨーロッパに向かうという。ヨーロッパは特に深刻に受け止めるべきだろう。日本もアフガニスタン政府が何らかの対策を要求し、やる気が見られなければ、支援を停止すべきである。


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