テレビで人気の詐欺師
江原啓之や細木数子は嫌いだ。確信犯のペテン師だからだ。
江原や細木はこうしたインチキ聖職者の類いである。
科学がどんなに発展しようとも人間には未知なるものへの恐れがある。人間は生前や死後の世界を知ることは出来ない。そこは宗教の領域である。
だから、人魂博士として有名な早稲田大学の大槻教授でも万人を屈服させることは出来ない。だから根拠が薄弱でもオカルトや幽霊話を受け入れるのだ。
江原や細木はそうした人間の弱さ、未知への好奇心につけ込む術を知っている。相手が言って欲しい答えを的確に見抜き、相手を誉めたりけなしたり揺さぶって、こちらの言うなりにさせる。ロジックに強い相手には怒鳴ったり罰が当たると脅す。言ったことが外れても、条件がそろっていなかった、信じる心が足りなかったとこちらには非がないと切り返す。
だがブームが去り、詐欺の手口がバレる日が遠からず来るだろう。また、底の浅さに気づき、目覚め興味が失われるだろう。
現代のソフィスト、江原や細木がまともな死に様を迎えることはないだろう。
江原や細木がボランティアでテレビ出演している訳じゃなく、セラピーや占いでちゃっかり金儲けしている現実を直視すれば、分かることである。
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