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将軍さまってすごいの [ニュース]

「一晩に6発もだって」というメールが昨日友達から届いた

しばらく笑った


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世界は死刑廃止に向かっている [ニュース]

死刑に関する事実と数字(アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター)

 世界は死刑廃止に向かっているのだという。日本のベクトルとは正反対なんですね。

 残酷な事件が多発している中、犯人を死刑にしたいという抑えがたい感情は事件や裁判の度に私の中でふつふつと湧いてくる。しかし、つい最近、死刑について疑問を感じるようになってきた。遺族が執拗に死刑判決にこだわっているのを見て、何となく違和感を覚えたからだ。死刑になれば遺族の溜飲が下がるのか? 死刑後、遺族は気持ちがおさまるのだろうか? 

 池田小学校児童殺傷事件を引き起こした犯人の宅間守は、もうこの世の中にはいない。まったく無反省のまま、処刑されてしまったのである。宅間守の場合、いち早く死にたかったのでむしろ希望を叶えてあげたようなものだ。遺族は悔しさと憤りのコメントを残していた。

 凶悪犯罪をなくすためにはどうしたらいいのか? とっかかりとしては、犯罪がどれほど社会にとって迷惑なことなのか、損害を被るのか、自分勝手な行動なのか、恥知らずなことなのか、取り返しのつかないことなのか、そういうことを社会の共通感情、一般常識として私たちが持っていないのが問題な気がするのだ。そして犯人にはそうした認識がいちばん欠けているのである。

 捕まったときに、マスコミが部数稼ぎ、視聴率稼ぎの点から取材しているのに、いかにも被害者や遺族に同情した振りをした偽善報道もこの際、なんとか出来ないのか?

 また、裁判の過程で、精神が病んでいて責任能力が欠けていたという理屈で弁護団が犯人をかばうのも犯人に反省させる機会を失わせているようで、問題な気がする。「いやあ、今回はアンタが悪い」と弁護をしない弁護士がいてもいいんじゃないか。

 いま振り返ると恥ずかしく、あまり思い出したくない記憶がある。あるとき、かんしゃくを起こし周りを巻き込んで同級生を悪人に仕立て上げたことがある。自分の言い分はかなり言いがかりに近かった。そんな自分に番長格の同級生が「でもさ、おまえ、ちょっとやりすぎなんじゃねえの?」とやんわりと抑えてくれたことがあった。その言葉に恥じ入った記憶がある。不良だったが、仁義に背くことが嫌いなヤツのおかげでいじめがエスカレートしなくてすんだ。自分にやられたヤツはいまでもオレの事を恨んでいるんだろうな。本人には伝わらないけど、反省はしている。こうして慚愧の思いでいることで許してくれ。

 貧富の格差が進み、教育の格差も広がり、不公平感が広がっている。それが犯罪率をひき上げていっているように思う。特に銭ゲバの村上から濡れ手で粟の報酬を受けた日銀の福井総裁は辞任すべきだろう。法的に問題はなくても倫理的に問題があると国民の多くが感じている中、福井総裁が辞任しないことで、「金があるヤツは悪いことをしても許される」といった間違ったメッセージを世間に発したことになると思うのだ。金持ちにやさしく貧乏には厳しいという観念を植え付け、貧困層に法順守の気持ちを失わせることになる。

 死刑判決がなぜ出ないのか、そればっかりの報道に疑問を感じる。世間もそうした誘導に引きずられているように思う。自分は死刑廃止論者ではない。死刑賛成に近いけど、もう少し深い議論が必要なのではないか? 裁判員制度が間近に迫っている中、自分たちの誰かが容疑者に死刑を言い渡す可能性もあるのだから。


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愛国心に隠れた権威主義 [ニュース]

不起立に「煮えくり返る」 君が代斉唱で戸田市教育長
2006年 6月20日 (火) 11:38

 埼玉県戸田市の伊藤良一教育長が市議会で、市立小中学校での入学、卒業式の君が代斉唱で起立しない来賓について「はらわたが煮えくり返る」と批判していたことが20日分かった。市教育委員会も起立しなかった来賓の氏名や人数の調査を検討しているという。

君が代斉唱をめぐっては、東京都教委が地方公務員法に基づき、起立を拒否した教員を大量処分しているが、来賓に関しては教育委員会に指導権限がなく、調査することになれば極めて異例。

市教委によると、今月13日の市議会で「保護者や来賓で起立しない人がいる」との一般質問に、伊藤教育長が「(事実であれば)はらわたが煮えくり返る」と答弁。「内心の自由という人がいるようだが、生徒たちの前で規律を乱すようなことがあってはならない」と述べた。

 ワールドカップやWBCでの日本の行方にハラハラして視聴率が50パーセントを超える国民に愛国心を教える必要があるだろうか? 愛国心の問題を取り上げているのは、政治家や教育委員会といった権力者たちだけである。自分の立場を誇示したい人間が人を国を駄目にするのだと思う。愛国心は十分にあるが権威主義者に頭を下げるつもりはない。東京都にせよ、この埼玉県戸田市の教育委員会は何としてでも愛国心の下に人を屈服させたいのだろう。国際社会にあって誤った民族教育を子供たちに教えようとしていることが残念だ。こうした教育を受けた子供たちはネオナチ予備軍のようなものだし、2・26事件のようなクーデターも引き起こしかねないのである。


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早すぎる宿沢広朗氏の死 ラグビー界にとって大きな損失 [ニュース]

 ラグビー元日本監督の宿沢広朗氏の通夜は今晩行われる。イラクで銃弾に倒れた奥克彦氏と共に宿沢氏の死去はあまりにも早すぎる。奥、宿沢両氏ともに早稲田出身である。

 スクールウォーズの人気も手伝ってラグビーがまだサッカーと同じレベルの興味を持たれていた時代があった。
 1989年5月28日、日曜の午後、TBS系列で中継されていたスコットランドとのテストマッチは後にNUMBERでビデオ化されたほどであった。私はテレビにかじりついて中継を見ていた。28対24で僅差ながらラグビー大国に勝利したのは、サッカーで言えば1995年のアトランタ五輪でブラジルに五輪代表が勝利した「マイアミの奇跡」に匹敵する快挙だった訳である。当時、平尾や大八木といったスタープレーヤーが揃っていた世代だった。
 試合前日にスコットランドの練習を向かいのビルから偵察し、戦術を把握した上で臨んだ試合である。日本の高温多湿な気候も考慮に入れ、相手のスタミナ切れを狙い、先行逃げ切りの戦術が奏功した見事な試合であった。

 しかし、これ以降、宿沢ジャパンが輝きを見せることはなく、以降日本ラグビーは冬の時代を迎えることになった。他国が実力を上げ、台頭していく中で、日本は後進国にも遅れをとるほどになった。サッカーがプロ化して人気と実力ともに上がっていったのとはきわめて対照的だ。とはいえ、遅まきながらラグビーもプロリーグへの布石となるトップリーグを4年前から始めてはいる。

  スポーツ界の中でもラグビー出身者は知的で人格のすぐれた人が図抜けて多い。特に宿沢氏の手腕には多くの方が期待されていた。非常に残念である。宿沢氏の斬新なアイデアは消えることはない。ただ、旧体質の日本ラグビー界はそれを活かしきれなかった。宿沢氏の机上のプランは知的財産として残っている。生き残った者がそのプランを是非とも実行してほしいものだ。


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竹島日韓協議、合意にこぎつける [ニュース]

 竹島問題は日本は朝鮮侵略という後ろめたい過去があるために、李承晩ラインを勝手に引かれたまま、今日にまで来てしまった。日本海という記載も韓国の言うとおりにすれば東海となる日もそう遠くない。韓国の報道機関の影響ですでに一部の海外メディアは東海(EAST SEA)と何のためらいもなく使っている。不思議なのは海外メディアでは竹島周辺で天然ガスが出ると報道しているのに日本のメディアでは水産物についてしか報道していない。海外メディアは尖閣諸島にからむ日中関係と混同しているのかもしれない。当事国でなければ、しょせんそれくらいの認識でしかない問題なのだろう。

 韓国のノ・ムヒョン大統領は政治家に引き込んでくれたキム・ヨンサム元大統領譲りの反日政治家で、その反日政策は信念を通り越し、怨念ともいえる。ノ・ムヒョンの頭の中には日韓友好という言葉はない。日本政府は、こういう相手に譲歩したところで、なにも日本に利することはない、と判断したのだろう。今回日本は、韓国が六月の国際会議に提案の構えを見せた竹島周辺の海底地形の名称に関する独自案の提出を見合わせることに成功した、と見るべきだろう。「竹島」という言葉よりも「ノ・ムヒョンよ、いい加減にせい」という意味合いの方が強かった、と思う。第三者に判断を仰いだ場合、韓国が不利なのは明らかなのを承知しながら、韓国はケンカを吹っかけてきたのである。しかし、日本は不利な立場に立たされることなく、終始チキンレースをリードして韓国を追いつめた。

 中国の江沢民前国家主席の感情的な反日政策と並んでノ・ムヒョンの反日政策は愚策だ。キム・デジュンは江沢民に対しても「あなたの反日は行き過ぎだ」とたしなめることもあった。しかし、ノ・ムヒョンの反日政策の反動で日本政府は右傾化し、日韓関係は悪化した。

 韓国のインターネット利用層がリードして地盤など関係ない人物を選択したという意味では日本よりも進んだ面があるが、ノ・ムヒョンという人物をよく知らないままに大統領に当選させてしまった。

 わたしはノ・ムヒョン政権の間は日韓関係は良くなることは期待できないと思う。次期大統領には親日感情の人物が就任することを心より期待する。


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ヘンリー卒業に思う [ニュース]

 イギリスのヘンリー王子が陸軍士官学校を卒業した。卒業のセレモニーにはポップな「蛍の光」が流れていた。日本では閉店を知らせる音楽で何か店を出るように急かされるのであまり好きではない。アメリカでは新年を迎えるときにみんなで歌っているのを聞いたことがある。

 ヘンリーの卒業後は、本人の希望でイラクかアフガニスタンに派遣される可能性があるという。イギリス王室や貴族には、ノブレスオブリュージェといって、高貴な立場にいる者は特別な義務を負う、という伝統があり、ヘンリーもその伝統の一翼を担おうとしている。実際1982年のフォークランド紛争ではアンドリュー王子が参戦している。イギリスのマスコミは普段は王室をちゃかしているものの、このノブレスオブリュージェの精神がある限り、王室の威厳は保たれるだろう。

 ヘンリーが12歳の時にダイアナ妃が事故死。多感な時期に母親を失ったのはつらかっただろう。その影響があったかどうかは分からないが、つい最近まで素行不良が目立っていた。しかし、どこかで転機があったのだろう。
 そう言えば、兄貴のウィリアムは母親譲りのイケメンで相当人気があったが、ここに来て顔が急速に老化してしまった。頭部もちょっとやばくて見る影がない。ウィリアムの突然変異には少々びっくりだ。チャールズ皇太子のDNAが突然目覚めてしまったのか。


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小沢一郎が民主代表に [ニュース]

 民主党の代表に小沢一郎が選出された。クラッシャーとかいろいろ言われているが、さんざん叩かれて小沢も今ではさすがに以前の豪腕だけの政治家ではなくなっているだろう。

 代表の選出が選挙になったのはよかったと思う。渡部恒三国対委員長が一本化調整ではなく選挙を主張したのが通った形だが、ズーズー弁の田舎者にしては上手く立ち回ったものだ。なかなか見えない党内の政治力学の中で一本化で小沢が代表になったら、それはそれで密室に映って印象を悪くしただろう。

 今回の代表は次の選挙の実質責任者をはっきりさせる意味合いもあった。野党第一党とはいえ、今の議席で小沢一郎が出来ることは少ない。ここは代表質問などで、どこまで小泉政権の矛盾をつき、民主党が政権につくことを国民が期待するようになるところまで持っていけるか、だろう。

 それにしても前原前代表にとっては何も出来ずに代表職を退いたのは屈辱だろう。若さ故の過ちとマスコミは同情的なスタイルをとっているが、前原には元々器がなかったのだと私は思う。代表になった当初、代表質問では小泉首相と是々非々の討論を展開したので期待をした時期もあった。鳩山や菅の代表質問はお粗末すぎたせいもあるが。
 しかし、後に訪米した際に講演で中国脅威論を展開するわ、改憲論をぶち上げるわ、ただの右翼であることを暴露した。一国の首相を狙うポストにいるにしては軽薄すぎる発言に私は大いに失望した。対中外交は難しい。中国人はヤンキー以上に厄介だ。その中国相手に話し合う余地なしと初めから中国政府に足蹴にされては元も子もない。民主党の対中外交は完全に行き詰まった。責任はひとえに前原にある。
 代表代行にお願いした小沢一郎から固辞され、対抗馬の菅直人に協力を求めることも出来ず、党内の実力者の支持を得られない状況での代表にそもそもどんな権力が存在したのだろう、ということも言えなくはない。そういう意味では前原には同情する。

 選挙に負けた菅ではあるが、むしろ選挙に持ち込み、小沢執行部の一角に滑り込むことにひとまずは成功したといえよう。しかし、路線対立で早々に問題を起こすのではないだろうか。菅が大人な対応を見せ、小沢路線にしばらくは追従の姿勢を見せるくらいの大物なら話は別だが。
 小沢にお願いしたいのは、テレビによく出てくるアホな若手議員*どもは相手にせず、まずは骨太な政策を全面に掲げ、自民に対する対抗軸をはっきりさせることだ。小沢にかかる野党第一党の代表としての責任は実に重い。

*自分では調査をせずに本業のある官僚に調べさせる手抜き議員の長妻昭。ゆるい関西弁で意味のない戯言を繰り返す河村たかし。時々で主張をころころ変える原口一博。与党に喧嘩を売ることしか能の無かった野田佳彦。


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アメリカ、警察国家へ転落か [ニュース]

 ハリケーン「カトリーナ」の危険性を連邦危機管理庁(FEMA)がブッシュ大統領と国土安全保障省に繰り返し警告していたのにブッシュは何も動かなかったことが分かってきている。
 同時多発テロの前にも諜報機関からテロの危険性を指摘されていたのにブッシュは動かなかった。
問題はブッシュ大統領の危機管理のなさにある、

 しかし、警察や諜報機関の権限を強化する「愛国者法」の改悪案がアメリカ議会で可決。ブッシュは法案に署名した。

 今日のアメリカ国民は自分のためにならない指導者を選挙で選び、そして指導者の愚行を甘受し、悪法を喜んで受け入れる。その恩恵で若者は住民の憎悪を一身に浴びるために命がけでイラクに行く。

 過去にもレッドパージでチャップリンを国外追放したり、ベトナム戦争で痛い目を見たり、つい最近まで黒人差別をしたりしてきた。アメリカは特別に尊敬に値する国じゃない。イランのウラン濃縮問題でとやかく言うアメリカは原爆を落とした世界で最初で最後の国家なのである。

 今回の愛国者法が実際に治安当局にどのように運用されるのか非常に不安だ。アメリカに転勤する可能性があるだけに注視していこうと思う。


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参院予算委員会の質疑の報道姿勢に疑問 [ニュース]

 参議院の予算委員会審議で民主党の平野達男議員が中々頑張っていた。内容は多岐に渡っていたので、ここに一つ一つ紹介はしない。当然厳しい質問を小泉首相や谷垣財務相にぶつけたわけだが、厳しい予算運営を政府と共通認識の上で話を進めていたので、くだらない揚げ足とりな話題とはならなかった。平野氏の鋭い質問に対して小泉ははぐらかして不誠実さがにじみ出ていたし、谷垣財務相も苦しい答弁で逃げ腰だった。 時折発するユーモアで場を和ませながらも、話がかみ合う中で生まれるいい意味での緊張感があった。前原・野田・枝野・原口・永田などの実は何も考えていない大バカ若手グループとはまったく違った質疑に胸をなで下ろす思いだった。

 当然、夜のニュースは平野議員の質疑に触れるだろうと思ったが、報道ステーションは「民主は最後まで4点セットに触れませんでした」というコメントと民主の蓮舫議員が子育て支援問題で猪口邦子少子化担当相をヒステリックに中傷した話題を面白おかしく扱っただけだった。
 目立った話題じゃなければ取り上げないのか? 地味な話題だけど結構大事なことを話し合ってはいなかったか? それとも平野議員は大きく取り上げてはいけない人物なのか? 悪意でもあるのか、と疑いたくなるような報道に失望と憤りを覚えた。

 衆議院の予算質疑を空転させた永田と前原、鳩山の分、がんばった平野議員の報道がこれじゃあ浮かばれない。報道ステーションってクオリティ低いなあ。


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堀江メール疑惑で感じたこと [ニュース]

 日頃のニュースについて話していると、やはり親とはデジタル・デバイドによる情報の格差を感じる。親の方は1日中テレビを付けていても、テレビの報道ではスキャンダラスな面ばかりを取り上げるのでニュースに対する奥深い考察をすることが出来ない。これはけっこう大きな問題なのだということに気がついた。たとえば、堀江メールについても親との情報の開きは大きかった。
 今回の騒動が起きた当初、わたしはすぐにウィキペディアの永田寿康の項目を調べた。また、永田自身の人格の欠如によるところが大きいのだろうが、普段読んでいるブログを一通り読んでいるときに、永田のこれまでの悪行の数々を実に多くのブロガーが指摘していたのが参考になった。永田の出た国会中継も2回とも見たのだが、自民党執行部の態度を見ていたらガセなのに何踊っているんだ、という余裕が感じられ、この印象が私に今回の堀江メールをガセと確信させた。

 わたしは何か疑問に感じたらgoogleなどの検索エンジンを使って情報を収集することが出来る。これが出来るのと出来ないというのはやはり情報に決定的な差が生まれてしまう。やはり、もっと簡単なネットワーク端末が必要だ。また、当面はネットを知らない世代にもっと教育をしていかなければならない。

 今回の件は、新聞やテレビは中立を装いつつ、自民と民主の「泥仕合」だと報道して喧嘩両成敗な印象をすり込もうとしていた。特にひどかったのは毎日だったと記憶する。毎日新聞は中立どころか自民党の対応にも不誠実なものがある、というような物言いだった。決して自民を擁護するつもりはないが、今回に関して言うと、民主党は国民の生活向上よりも、裏付けのとれていないゴシップを優先させた。一つ間違えば政界スキャンダルになるようなゴシップに国民の税金を使ったわけだから、ゴシップに乗っかった関係者は潔く議員を辞職すべきだろう。また、新聞やテレビも民主党に対して厳しい報道をすべきだと思う。

 しかし、小泉首相は前原民主を追いつめようとする意図はないようだ。小泉の指向性は、与党のパートナーの公明党よりも前原の方が近い。小泉も自民党内の政敵を追放した今、公明党に気兼ねする必要はないのである。公明党は靖国参拝に反対の立場だし、防衛庁の省格上げにも慎重だ。残り少ない任期の中で、自分がやりたい政策は民主党の協力を得なければ実現できないと考えている。こうした複雑な事情ゆえに小泉の民主批判はゆるゆるなのだとわたしは分析している。

 ちなみに鳩山由紀夫がなぜ永田寿康をかばうのか疑問に思う。またなぜ人格に問題のある永田が民主党内でとんとん拍子に出世していったのか。小選挙区で落選したが比例区で復活当選。民主党内で厚遇されているのは間違いない。東大卒で大蔵省上がりというのが民主党の中でそんなに重きが置かれるのか。共通項といえば、鳩山も永田も東大工学部を出ていることくらいか。この辺のからくりは実はドロドロしていそうで関心がある。


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