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アメリカ方言学会が選んだ2007年のことば [英語]

'Subprime' named Word of the Year

先日、上記の記事を読んでいた。アメリカでも17年位前から流行語大賞みたいなのをやりはじめたらしい。

2007年の言葉はサブプライムだそうです。サブというのはホモという意味ではなく、標準以下という意味だそうです。プライムはベストという意味だそうで、サブプライムは「最高水準からはほど遠い」という意味なんだそうだ。試験を受けて、ひどい点を取りそうなとき、今回の試験はサブプライムだぜってな使い方をアメリカではするそうな。日本で住専が問題になったとき、「まじ住専やな」みたいな言い方は日本ではありませんでしたね。

もっともクリエイティブな言葉 Googleganger。ドッペルゲンガーに引っ掛けた造語でぐぐったときに自分と同姓同名の人のことを指すらしいです。でも日本では使えないなあ。

もっともいらねえ言葉にHappy Kwanhanamas。なんじゃそりゃと思ったらHappy Holidaysの意味とのこと。Kwanza + Hanukkah + Christmasなんだそうです。ハヌカー(ユダヤ教の行事)とクリスマスは分かるけど、クワンザってなんだ? って思い、ぐぐってみた。そしたら、アフリカン・アメリカンのために作られた歴史の浅い新年行事を指すらしい。しかし、クリスマスだって歴史はそんなに深くないし、グローバル時代にキリスト行事がこの先も定着していけるかっていうと消えていく可能性もある。すでにアメリカ大統領の年末年始のグリーティングカードにはHappy Christmasの文字が消え、Happy Holidaysになっている、というのはもう何年も前から言われていること。もしかしたら、22世紀にはだれもクリスマスを祝ってないかもしれない。まあ、いろんな宗教の人に気を使ってHappy Kwanhanamasを使うよりは、Happy Holidaysでええんでないかい、ってことだけど、誰がこんなもんを考え付いたんでしょうね。

クワンザ Kwanzaa~アフリカン-アメリカンであることを祝う~


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英語の勉強法は金をかけずに [英語]

 英語に限らず外国語学校に通うといった大金をかけずとも外国語を習得する方法はあると思います。すでに鬼籍に入られた千野栄一先生の「外国語上達法」やシュリーマンの「古代への情熱」を読んだりして語学修得に焦り、いろいろ工夫をしてみたものです。どうすればリスリングの力がつくのか、悩んだものです。

 アメリカの英語学校に行って分かったのは外国人の英語学習者にとって、それぞれ発音に苦しむ部分があるということです。日本人がLやRの違い、THの発音などを苦手にしますが、韓国人にはFの発音が難しく、どうしてもPになってしまう、タイ人にもあったし、そういうものがあることを知りました。また、よく考えてみれば、さんまのからくりTVで人気の出たボビー(オロゴン)が間違った日本語を使っても目くじらを立てる日本人がいないように、わたしもアメリカで間違った発音をしたところで、人間関係が悪くなった経験はありません。間違った発音をしてしまうのは残念ながら仕方ない。でも、それはそれ。克服するのが難しいなら、後回しでもいいと自分で開き直りました。

 要は恥ずかしがらずにどんどんしゃべってみる、というのが大事だと思います。話した分だけ、国が慣れてくる。とっさに必要な文章が口に出るようになる。

 英語を使う職場にいて思うのは、TOEICが当てにならないことです。特に女性はTOEICの点数を
取るのが得意なのですが、実力が伴わないケースもあります。男性でTOEICの点数が高い人は語学のセンス以外にも知性が高いです。TOEICの点数が高い人の割合は女性と比べると男性の方が低いのが実感するところです。なぜそうなのかは分かりませんが。

 英語脳を作ることが大事だと思います。英語だけで考える思考回路をつくること。辞書を引かずに理解できるやさしい本をなるべくたくさん読むことです。分からない単語は英英辞典で調べてみる。英単語を日本語の単語に置き換えるだけでは分からなかった英語のロジックを知ることで、英語で考える力がつきます。

 映画を利用するのも手です。今はDVDが主流なので、字幕を付けたり消したりするのが容易ですし、レンタル料金も手頃なので気軽に出来る勉強法ですね。まずは字幕抜きで見て、2度目は字幕入りで見てみる。はじめに耳で拾えなかった文章を確認することが出来ます。これでリスリングの力はついていくと思います。

 英文法については「Grammar in Use Intermediate With Answers: Self-Study Reference and Practice for Students of English」がいいと思います。人気があるからなのでしょうが、最近、日本語に訳された「マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)」も出ています。

外国語上達法

外国語上達法

  • 作者: 千野 栄一
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1986/01
  • メディア: 新書


古代への情熱―シュリーマン自伝

古代への情熱―シュリーマン自伝

  • 作者: ハインリヒ シュリーマン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1976/01
  • メディア: 文庫


マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)

  • 作者: William R.Smalzer, Raymond Murphy
  • 出版社/メーカー: Cambridge University Press,Asian Branch
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本


Grammar in Use Intermediate With Answers: Self-Study Reference and Practice for Students of English (Grammar in Use S.)

Grammar in Use Intermediate With Answers: Self-Study Reference and Practice for Students of English (Grammar in Use S.)

  • 作者: Raymond Murphy, William R. Smalzer
  • 出版社/メーカー: Cambridge Univ Pr (T)
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: ペーパーバック


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私の英語の勉強法の変遷 [英語]

 アメリカの英語学校に通っていた経験があります。アメリカに語学留学するとは言っても、大学受験の模試の偏差値が常に70近くにあったので英語に自信があった方ですが、留学前のTOEFLの成績は悲惨なものでした。アメリカには12ヶ月いましたが、いたら語学力が伸びるというものではありません。日本で高校も出られなかったような者がどこの英語学校でもウジャウジャいます。彼らはアメリカの英語学校の貴重な資金源です。アメリカのとんでもない片田舎に行かない限り、日本人に出くわすのは間違いないです。日本人、韓国人はどこでもコミュニティーを作りたがります。勉強をしない仲間を作ってのほほんと生活している。英語学校の比率で言うと怠け者は日本人が一番多いです。子供が語学留学したい、という親御さんは要注意です。

 私の考えですが、日本にいても環境を整えれば英語力は伸びる。つまり留学は必ずしも必要ないことを実感しています。

 留学前は、英語の力をつけるということがどういう意味があるか根本的に分からなくなっていました。本質的に私が必要としていたのは、相手が何を言っているのかが分かり、私の方は言いたいことを的確に言い表す能力だったのですが、受験英語に惑わされ、自分の実力がどれくらいなのかさえ理解していなかったのです。

 最近になって私が考えているのは、英語で話す時に日本語が頭をもたげてはいけないということです。英語で言われたら英語で考え英語で返事をする。よく言われることですね。私は、英語で考えるというのはOSのようなものじゃないのかな、ということを漠然とながら考えています。

 コンピューターはハードだけでは動きません。そこに基本ソフトと言われるOSがあって初めて起動します。OSにはウィンドウズの他にもリナックスがあります。アップルはマッキントッシュにインテルのCPUを搭載することでマックOSとウィンドウズOSを両方使える仕様にすることを発表しました。それぞれのOSは思考回路が違います。

 英語と日本語の思考回路は違います。その違いを教えてくれるのが英文法であったりします。しかし、英文法の勉強の仕方がかえって会話力の成長の妨げになってしまっていたように思います。駿台予備校の伊藤和夫先生の英文法の参考書にはお世話になりました。受験を突破できたので感謝しています。
 英語を日本語に訳す。または日本語を英語に訳す。英語を理解する初歩の段階では確かに大事な勉強法の一つです。
 しかし、英語の思考回路に沿った実地訓練というやり方もあるんではないか。実は自分の工夫次第で独学で出来る簡単な勉強法があるのだと私は考えるようになっています。 

 続く

受験時代にお世話になった参考書

ビジュアル英文解釈 (Part1)

ビジュアル英文解釈 (Part1)

  • 作者: 伊藤 和夫
  • 出版社/メーカー: 駿台文庫
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

今の私のお薦め本

英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方

英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方

  • 作者: 伊藤 サム
  • 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本


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英語って・・・ [英語]

 ひさしぶりに英語のことを書いてみようと思います。

 学校で学ぶ英語は役に立たない、という話はよく聞きます。英語を話すようにするためには英語で考えるようにするべきだ、という話も聞きます。NOVAのような英語学校に通っても英語力は伸びない、という話もよく聞きます。日本人の英語力は他のアジアの英語学習者よりもレベルが低いといいいます。

 語学力ってなんでしょうか? TOEICを否定するつもりはありませんが、帰国子女のTOEIC900点と日本在住の英語学習者のTOEIC900点は点数は同じでも話す力そのものには雲泥の差があることをしばしば目撃してきました。

 どのような場面で英語を使うのか、観光で使うのか、四方山話をしたいのか、ディベートをしたいのか、ビジネスの交渉で使うのか。英語を使う目的は人それぞれで違うのだから、目的に合わせた方法論があっていいはずです。

 英語を本気で身につける必要性もないのに英語力がないと嘆いている人は多いです。そういう人に言いたいのは「無理して英語を学ばなくてもいい」ということです。日本は一部の優秀な日本人のおかげで英語を一生使わなくても生きていかれる世の中になってます。他のアジアの国々は英語を使う必要性に迫られているために英語の能力が必然的に高くなるのです。日本は何かを必要になったときに、源流の英語に触れる前に既に誰かが訳して食べやすいように調理してある、といった感じです。実は日本社会は英語のことは考えずに生活できるんですね。

 ただ、これだと柔らかいものばかり食べていると歯並びが悪くなったり、と悪影響がでるのと同じように、国際語である英語に触れなければ、世界の常識から取り残されるということも事実です。こうなると日本のマスコミや扇動する政治家のいいように利用されてしまう。そこだけが怖いです。

 英語を身近に感じる環境は自分から求めなければ普通はありません。ですから英語の必要性を感じることもない。感じなければ真剣に学ぼうとは思わない。

 英語を学ぶ動機が、英語が出来るとなんかかっこいい。すごい。この程度だと身に付かないと思います。

 続く


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英文エッセイ「Kitchen Table Talk」 [英語]

Kitchen Table Talk

Kitchen Table Talk

  • 作者: ケイ ヘザリ, Kay Hetherly
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2003/11/15
  • メディア: 新書

 ケイ・ヘザリさんの「Kitchen Table Talk」はたまたま手にとって買ったのですが、とても英語が平易で書かれていて読みやすかったです。エッセイなので気張らずに気軽に読めます。

 日本人の礼儀作法や集合時間の日米の考え方の違いによるハプニング、利き酒の体験談など、日常のエピソードを通して「へえ、そうなのか」とカルチャーの違いの面白さを紹介してくれます。日本文化に理解のある方なので安心して読めました。著者のケイさんの人柄の良さなどもにじみ出ていて好感が持てる本です。ボキャブラリー至上主義の人には物足りないかもしれませんが、難しい単語で着飾った文章を読むより、こうした本をたくさん読んだ方が会話力が高まるような気がします。今度は「American pie」の方も読んでみたいと思います。

American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan

American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan

  • 作者: ケイ ヘザリ
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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クリスマスカード、親の文章の英訳でで四苦八苦 [英語]

第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方

第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方

  • 作者: 伊藤 サム
  • 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本

 父方の親戚(私のおばさん方4人ともども)が日系アメリカ人なのだが、今年になってはじめて親から翻訳してくれとの命令が下された。ぐだぐだと返事を引き延ばしている内に父親がキレて「そんなら自分で書く!」と言い出したので、しかたなく、日本語原稿を受け取った。
 しかし、まあ翻訳するこっちの気持ちを考えてくれない文章だった。日本人らしい考え方の文章に泣いた。
 「○○に引っ越してからは、こちらには会社時代の友達も多く、時々旅行やカラオケをしています。お互いに長生きしましょう」
 なんて学校で習った英文法を無視した文章なんだろうか。英語と日本語のロジックの違いというのは、「どうせそんなもの」と割り切ってしまえばなんてことはないのだが、親の意図をくんで翻訳するというのは骨の折れる課題だった。
 翻訳した文章を見た親はいちおう英語は分かるので満足げだった。普段、目や耳からはいる英語には不自由しない身分だが、いざアウトプットする身になると、意外と簡単なことを知らないものだと痛感し、ネットでいろいろ検索していたら、伊藤サムさんの本「第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方」が引っかかった。さっそくアマゾンで取り寄せてみたら、思った以上にすばらしい本だった。

 英作文を自力でやるには身近に先生がいない人には打ってつけだと思う。著者の例題とコメントが先生役としてリードしてくれるので独学に向いている。英語に力があると自信を持っている人でも意外と自信を打ち砕かれるかもしれない。中学レベルの英語の力の人でも英語のロジックを知る機会となるだろう。中学英語でもこの本を活用することで十分に外国人に通じる話し方を身につけることが出来る。英語コミュニケーション向上に貢献する本だ。受験英語と実践英語の差の大きさをまざまざと感じさせられるだろう。本をしっかり学習すれば、ネイティブに通じる英語が身に付いていることだろう。

 ジャパンタイムズの英作文のコーナーを一冊の本にまとめたとのことで、英訳の回答を読者から募った分、投稿した読者が実際にしたミスなどがいろいろと取り上げられている。それらのミスは私たちがしやすい身近な例だ。英訳するのは思っている以上に時間も使うし、わたし自身、最後まで終わっていない。ここは著者の言うとおりに課題の日本語文をまずは英訳してみる。アドバイス通り決して読み進めないことにしている。やはり、「自分はこう思っていたけど、ああそうなのか」という驚きというプロセスを大事にしていく方が力が付くと思う。著者がこちらの意図をいかにしっかりと相手に使えるか、ということを基本として説明してくれている点は本当にありがたい。


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ブラス!のスクリーンプレイがスウェーデンから届く [英語]

英語の勉強のためにアマゾンで購入した映画「ブラス!」のスクリーンプレイを読み終えた。スウェーデン人の英語学習用教材だったため、スウェーデン語の注がついているという何ともいらないおまけつきだった。DVDのブラスは英語の字幕がなく、聞き取るのに苦労したが、イギリスのウェールズ地方の方言など私に聞き取れるわけもないという思いがスクリーンプレイを追う毎に深まっていった。例えば、manと呼びかけるところがladであったり、女性だとlassだったり、米語ならallというところがlotだったりと表現が一つ一つ違うのだ。こういう世界もあるのだなと勉強にはなった。 映画評論家の故淀川長治のコラムがいいところを突いている。
ブラス!のサウンドトラックも中々いいです。「威風堂々」もこちらに慣れちゃうと、フルオーケストラがかったるく聞こえちゃいます。

ブラス!

ブラス!

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: BMGファンハウス
  • 発売日: 1997/11/21
  • メディア: CD


英語をできるようになりたいだと? [英語]

職場の同僚に「もうそろそろ英語ができないと思うんだけど、どうしたらいい?」と聞かれた。英語のどこをのばしたいの?と聞くと「聞けるようになればいい」と言っておった。
難しい! 悩んでいる。どういう教材を薦めるか。どういう勉強法がいいか。目標をどこに設定するか。
本音を言えば、本人が長続きしなければ何にもならないのである。シュリーマンの「古代への情熱」でも読んでおけ、と突き放すのが一番楽なんだが・・・。
さらにぶっちゃけわたしなんかいまだにCNNのトーク番組「ラリー・キング・ライブ」は聞き取れないのである。そんなこと正直に言ったらおれのいうこと信用しないだろうしな。

英和辞典使わないで英英辞典使いなよといってあいつは受け入れるだろうか・・・。

もう少し作戦を練らなければ・・・。下手な注文を引き受けたものである。


ゲームの達人やっと終わった [英語]

 日本代表がワールドカップ本大会出場を決めた日に「ゲームの達人」を読み終えた。

 内容は19世紀の南アフリカのゴールドラッシュでスコットランドからひとやまあてにやって来たあどけない10代後半のハンサム少年がいかにビッグになるかというところから始まる。そして、彼の子供、孫がいかに富豪の地位を磐石なものにしていくか、紆余曲折があり20世紀後半で話が終わる。
 ビデオで見た時もそうなんだけど、初代の成功物語の部分がスリルがあって一番面白かったんだけど徐々につまんなくなっていった。展開的にしょうがないよなあ。
 英語的に言うと難しい単語はあまり出てきません。病気の名前とか日本語でも聞きなれないようなものは出てくるけど、そんなの日本語でも気にしないので、辞書を引かずに読み終えました。
 
 次はミヒャエル・エンデのモモを読もうと思います。ミヒャエル・エンデは果てしない物語を姉貴からプレゼントされ、ガキの頃に読んだことがある。映画は駄作でしたねー。そういうことじゃねーだろ、とショックを受けた記憶がある。そういえば、小泉今日子がモモが好きとか、かなーり昔に言っていた。今回は内容についてはまったく前知識がないので、自分の英語力がまじに試されるわけだが、自分の力に半信半疑。


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今ごろ、「ゲームの達人」 [英語]

 テレビゲームの話ではない。最近はPS2をやるとしたらウイイレばかり。ネット対戦の機能もあるが、そんなものはしない。他人に負けるのは嫌いなので、ファミコンで流行った「リセット」の常習犯のオレがやったら、点が入るたびにリセットして負けの数が込むのが目に見えて分かるからだ。

 いやいや、そんな話題ではない。ペーパーバック(ペーパーブックではない)の「ゲームの達人」を今さらながら読んでいるのだ。ちょっとさびつき気味の英語力のさびを落とすのが目的だが、さびどころか能力そのものがそぎ落とされそうで怖い。

 作者のシドニー・シェルダンといえば、一時期は超有名だった。英語の教材にはシドニー・シェルダンだ!という新聞広告を見ない日はないというくらいな時期があった。「ゲームの達人」も超訳という今もって意味不明な日本語訳で売られていたが、今本屋さんでは見かけない。(あるのかもしれないが・・・)
 
 それにしても「ゲームの達人」は面白い。内容は以前、ビデオで見ちゃっているので展開は知っている。とはいうものの、英語で読むと、「へえ、こういう言い方するんだあ」と感心しながら勉強になっている。オレのようなTOEIC630点程度でも読めるのだが、あまりお上品な英語でしゃべっているとは思われないので、これをそのまま使ったらあかんやろな、という危機管理意識を持ちながら読んでいる。

 出てくる人物はまさにエコノミック・アニマルそのもの。六本木ヒルズに住んでいるIT実業家なんてまさに「ゲームの達人」なんでしょうね。


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