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志の輔のらくごはおもろい!特に「みどりの窓口」は最高! [雑感]

志の輔らくごのごらく(3)「みどりの窓口」「しじみ売り」―「朝日名人会」ライヴシリーズ31

志の輔らくごのごらく(3)「みどりの窓口」「しじみ売り」―「朝日名人会」ライヴシリーズ31

  • アーティスト: 立川志の輔
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD


立川志の輔 公式ウェブサイト / しのすけコム

ためしてガッテンでは司会業をこなしてますが、特別おもしろいコメントをはくこともなく、これが地味なんですよね。真面目な健康番組だから仕方ないのかもしれませんが。ペヤングの焼きそばのCMでは座布団運びの山田くんとのコンビで出演してますが、これが寒い! 見ていて痛い! 完全B級CMです。日常のテレビ出演では志の輔の落語が面白いと知っている人はどれほどいるのでしょうか。なぜ志の輔の落語がテレビであまり流れないのか、ほんと不思議な話です。テレビでは分からないけど、志の輔人気は実はすごいんですよね。チケットはすぐ完売しちゃうし、これからだと10月先のチケットしか手に入らない。テレビで見られない分、笑いに飢えた自分なんかみたいな人間が見に行くんだと思います。

 でもってCD「みどりの窓口」です。これは聞けば分かりますが、客席のどっかんどっかん爆笑している声で、どれだけ受けているかが分かります。 「みどりの窓口」には理不尽な理屈や勘違いで窓口の人を困らせるお客さんが次から次へと現れます。まあ、みどりの窓口に限らなくても窓口や受付をやってる人は普段からいろいろな人と接しているから、いろいろ面白いエピソードは事欠かないでしょうね。わたしは有名人の警備をしたことがあるのですが、有名人に会おうとする群衆を抑えるのは大変なことでした。理不尽なことで「この子が青い顔してトイレに行かなきゃいけないことだって分かるだろうに」と口を極めて非難し、周りから口々に「そうだそうだ!」との声があがった時は、ほんとにへこみました。でも、そこでドアを開けてしまえば、パニックが起きること、有名人の身体にも関わることは必至だったので平静な振りして対応しました。しばらくは人間不信にもなり、後々になっても苦々しい思い出となっています。しかし、「みどりの窓口」の小咄は笑い飛ばせる明るさがあるんですよね。

 志の輔の新作落語の好きなところは日常に転がっている面白いことを表現できるところだと思います。その意味で私の一番好きな「みどりの窓口」の入ったCDが実は去年末に出ていたことを知らなくて、何気なく立ち寄ったレコード店で見つけてしまい、その場で即購入しました。志の輔の話芸には人の良さがにじみ出ていて安心して聞けます。悪いことは言いません。買って損はないですよ。


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「ムネモシュネの贈りもの」を観ました [雑感]

ムネモシュネの贈り物
ク・ナウカ

 起承転結のあるようなストーリーではないが、テンポの良さと脅威の身体表現により、小難しいテーマでありながら飽きずに最後まで鑑賞できた。

 著しい身体表現能力を持つインドネシアの俳優たちに圧倒された。かわいそうなのは十分身体能力が高いはずの日本の俳優さんたちがどうしてもカラダが硬く見えてしまうことだ。比較してしまうのはワタシだけではないと思う。

 以下は簡単なストーリーとワタシの独自の解釈である。18日で公演は終了するし、このブログを見てわざわざ見に行く人もいないと思うので感想をここに記す。これから見に行く人は読まないことをお勧めする。ただ、そもそもが文字の効用に対するアンチテーゼであり、今回の創作劇に対する感想や説明も文字における限界を痛烈に感じている。

 古代エジプトのある神がヒトに文字を与えること、また与えることによる恩恵を神に誇らしげに説明する。しかし、別の神が文字によって文字を与えられたヒトは文字で記された記録に頼り、記録を通して事物を思い起こすことを記憶と考えるようになる、という悲劇が宣告されるのだった。しかし、神の警告する致命的な悲劇とは何なんだろう?

 さまざまな具象を通して「記憶」というものが表現される。衣食住に困らなくなった現代人の私たちの日常の何気ない風景が食欲などの原始的な傍目から見たら醜悪なまでのむき出しの欲望と対比される。むき出しの感情や感性を上手に制御しているヒトは洗練されたヒトとして高く評価されがちだ。しかし、現代において記憶が日常の煩雑な出来事で浪費されていく様は象徴的である。ヒトが使う記憶のルーチンが自分の本来の感情や感性の部分まで下りてこない。文字や記憶の暴走が戦争にまで発展してしまう恐ろしさまでが暗喩されている。ナショナリズムなどというのはまさに実態を持たない文字や記憶の暴走の最たるモノではある。

 生の感情の衝突は作用か反作用、かい離か融合を起こす。どちらにしても強烈な反応のため、ヒトの中に強固な記憶として残る。しかし、現代人は生の感情の噴出する機会に立ち会うとむしろ恐れおののき、身を引いてしまう。たまに見かけるそういうヒトは個性的とか、もしくはワガママとして社会から疎外されてしまう。実は衝動的に何かに突き動かされているにも関わらずに、だ。
 記憶を取捨選択する中で、ヒトは出会いなどの身近な関係などを意識的に優先順位を上げておくことがヒトがヒトらしく生きていけるというメッセージが伝わってくる。我々は日常、テレビでコマーシャルが流れ、物質欲をかき立てられ、非日常的なドラマや過剰な演出の笑いなど、嗜好なども誘導されがちだ。個性を持たないマス(大衆)として育成されている我々はそうした日常を振り返り、遠ざける努力も実はかなり重要な課題であったりするのかもしれない。

 演出家のユディさんからテーマが記憶とコンタクトであったことが明かされるが、その趣意は身体表現で余すことなく観客に伝えられたのではないか、と私は思う。


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「ポンペイの輝き」展に行ってきました [雑感]

「ポンペイの輝き」公式サイト
 西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ火山が噴火。高度な文明生活を送っていた古代ローマの住民が自然の猛威から逃げ切れずに死亡した悲劇を追体験できる貴重な展覧会ということで観に行ってきた。会場は決して大きくはなく、観覧者も多く、中々先に進めなかった。相変わらず、おばさん方はルール無用であったが・・・。
 西暦79年というと日本では卑弥呼(175年頃? - 248年)が生まれるよりもさらに前の話であり、日本人が弥生時代の生活を送っている頃なのだから、驚きである。自分たちの祖先が貝塚にゴミを捨て、よゐこの濱口のような「とったどー!」のような生活をしていたのとは雲泥の差である。21世紀の日本は先進国の仲間入りをしているが、ちょっと昔にさかのぼれば農業国家で藩の単位が国の意識だったほどだった。決して卑下するわけではないが、発掘された装飾品の工芸技術や宝石などは言うに及ばず、外科手術に使うメスなども現代医術で使うものとほとんどかわらない。大プリニウスが噴火を知って調査活動をしている際、避難に失敗して命を落としたという、当時のローマが高い民度を誇っていたことを伺わせるエピソードもある。

 どんなに高い文明の下で生活していようと自然の力には勝てない、ということを思い知らされる展示であった。また、判断に迷ったりして逃げ遅れた人たちが多かったことを考えると、普段から災害に対する備えや心構えをしておくことが、いざというときにパニックにならずに速やかに適切な行動を取れるのではないか、と思った。思っただけで非常食も用意してなければ避難先も知らないという体たらくなのだ。そうだ、今度の休日は東急ハンズに行こう!と決意を固めるのだった。

 まあ、それでも巨大地震が襲ってくれば、どんなに準備してても死ぬときは死ぬのだが。


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このくにのかたち「東ティモール」 [雑感]

 治安の悪化する東ティモール。インドネシアから宿願であった独立を果たす。石油などの資源があり、富裕になるチャンスはあるのに経済は一向に上向かない。ここに来て軍を解雇されたことを理由に武装蜂起が起こり、外国軍部隊が治安維持を肩代わりしている。

 知人に東ティモールで支援活動をしてきた人がいるが、数年後、現地の人にあきれ果てて帰国した。「あの国には未来がない」と吐き捨てるように言っていたのが思い出される。自力で国を何とかしようとするメンタリティがない、という。援助に頼りすぎ、そのためだろうか、頼ることが当たり前になってしまい、自分で仕事をしようとしないのだという。私はこれは東ティモールの人が働く気がない、というのはちょっと言い過ぎで気候もだいぶ影響しているのでは、とも思っている。

 しかし、それにしても東ティモールは自立の道をしっかりと歩んで欲しいと思う。もはやインドネシアからの侵略は過去の話になりつつあるわけであるのだから。支援は永遠に続くわけではないのだから。

外務省ホームページ(東ティモール)


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ヌコシ君の命日 [雑感]

 昨日の6月1日は生まれながらに母子感染でHIV患者のヌコシくんの5周忌であった。享年12歳。
偶然、リーダーズダイジェストの去年の7月号をめくっていた時、ヌコシくんの記事が目に飛び込んできた。南アフリカではエイズ患者やHIV患者は忌み嫌われ、職場や住み家さえ追われ、時には襲撃を受け命を失うこともあるそうだ。そんな中、ヌコシくんは決して金持ちではない中流のある白人女性のゲイルさんに引き取られた。それはいわゆる養子縁組ではなく、エイズで余命のない弱り果てたお母さんでは育てられないためである。ヌコシくんのストーリーは胸が締め付けられる。
 「大人になりたかった。お母さんは大人になって死んだんだ」という言葉。マスコミにも取り上げられるようになって、ようやく学校にも通えるようになったことをゲイルさんがヌコシくんに伝えたとき、満面の笑顔で喜んでいたという。ゲイルさんによれば、ヌコシくんはいたずら好きで、どこにでもいる普通の子供だったという。
 死の約1年前、エイズ会議でのヌコシくんのスピーチは世界中のテレビに映った。「みんな、同じなんだ」というヌコシくんの訴えはヌコシくんの直前でスピーチした南アフリカのムベキ大統領とは対照的だった。ムベキ大統領は無意識か意識的かは分からないが、エイズに対する認識が低く、ムベキのスピーチは会場からは冷淡にあしらわれた。ヌコシのスピーチでは会場の参加者は総立ち、大拍手が起きた。

 ヌコシくんが存命なとき、すでに私は仕事を始めていたんだな。私は大人にまで成長できたんだな。周りにも恵まれ、差別を受けることなく生きてこられたんだな。そう思うとヌコシくんの生き抜こうとした姿から少しでも学ばないといけないな、と思い、6月1日を過ごした。

 いま、国際エイズ会議が5月31日から3日間行われているが、先進国の約束の不履行で国連のエイズ関連組織が機能不全に陥っているとの報告がされている。特にアフリカ諸国のエイズ禍はひどく、猶予の余地がないと切実な訴えをしているが、日本国内でのエイズ報道は一過性のもので、おそらくこのまま関心を呼ばないまま会議は終了してしまうのだろう。


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アメリカのおもひで [雑感]

 私がアメリカで暮らした町には有色人種に友好的な人ばかりで人種差別を感じることはついぞなかった。しかし、町中をうろつきほえて回っていたアメリカ先住民がいた。腫れ物に触るかのように誰もが目を背け無視していた。その男は町の中心部にいつもいた。故郷を奪われ、正当な生活の権利を奪われた民族の悲惨な末路を見る思いがした。大和民族の私たちも琉球王国やアイヌ民族を平定した支配民族の歴史を持っている。アメリカでの白人と同様、被支配民族に対する加害者としての反省の意識は私は希薄だが、後ろめたさ、負い目は生涯背負っていかねばならないのだろう。

 大学の先生にケネディ大統領を尊敬していると話をした時、「ベトナム戦争を仕掛けたのはケネディ大統領じゃないか」と指摘された。日本ではケネディをほめる人はいるけれども、ケネディを批判する人はいない。私はケネディを安易に考えていたのかもしれないと思い、ケネディの評価は棚上げ状態が今日も続いている。

 ベトナム戦争の頃に高校生だった英語教師の話は重かった。隣の町でベトナムに出兵した兵士の死亡の報を伝え聞いた。今度は違う町で。こうした話がぽつぽつと出始めた。そのうち、自分の町でも出兵した兵士の死亡が伝えられるようになったという。ついに身近な知り合いが戦死するようになった、という。戦死は遠い出来事なのだと思っていたが、日常の出来事となってしまった。ここまで語るとその教師は泣き崩れてしまい、話はそこでオシマイとなった。ベトナム戦争は風化していない。生の傷を見たような気がした。

 911の後、アメリカはどうなっているだろう。ベトナム戦争で痛い思いをしたアメリカは愚行を繰り返した。あの英語教師の涙が生かされることなく。愛国心からブッシュを支持したアメリカ国民はさらに新たな傷を負い、迷走している。日本はこの60年、このような悲しみとは無縁である。


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iPodのイヤホン取り替えたら驚天動地 [雑感]

 iPodのイヤホンが壊れました。片方の音が出なくなってしまったのです。何軒か回って気に入ったモノを買おうと思ったのですが、これが意外と高い!

 あきらめきれずにいた時、たまたまTSUTAYAでもイヤホンを売っていたのを思い出しました。そしたら、聞いたこともない(と言ったら失礼にあたるけど)、ALPEXというメーカーのイヤホンが数種類置いてあって、一番安いのが800円で売っていました。「これでいいや」と思い、早速店の外でイヤホンを付けると・・・

 泣きました。驚きました。歓喜しました。そして後悔しました。

 何でもっと早く取り替えなかったんだ~~~~!!!

 長らく使っていたCDウォークマンと比べると、なんとも貧弱な表現力。低音なんか全くメリハリがないし、何にしてもこもったような音に「携帯プレーヤーってこんなものなんだろうな」と自分で無理矢理納得させていましたが。なんとイヤホンが問題だったとは・・・。

 職場で将来のロック・スターを目指す同僚に「千円のイヤホンだったけど、すごかったよ」と興奮して話したけど、鼻で笑われました。「千円かよ」くらいの勢いで! 

 デフレで企業がコストダウンと質の維持で頑張っている世の中、「安かろう悪かろう」とは限らない。素人の私でも違いが分かったくらいです。TSUTAYAはいいメーカーと組んでいるな、と感心しました。これまでダメダメだったクラシックを聴いたら、ドラムやバスなどの音が個別にはっきり聞き分けられるほどです。

 iPodを持っていて音質に納得いってなかった人はイヤホンを取り替えることをお勧めします。それにしてもappleはコストダウンのためにイヤホンの質をここまで落としていたとは。何もかもラフなアメリカ人ならではの発想ですね。


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今さらWBCで嫌な気分 [雑感]

 今週のニューズウィークで「マルチリンガルになるには」という記事があったので、購入してみたが失敗した。内容が薄くて話にならない。いまさら私見だが、アメリカの新聞・雑誌は総じてクオリティが下がったように感じる。USA TODAY紙が登場して大衆紙として飛躍的に部数を伸ばした辺りから高級紙が大衆化していったという話もある。

 それはおいといて、ニューズウィークに韓国人青年によるWBCを通じての日本批判の記事があった。イチローが韓国に侮辱的な発言をした、ということで韓国の人々が心を痛めたこと。それを日本人は誰も非難しなかったことといった内容だった。本当に大きなお世話である。今回のWBCで韓国人選手のフィジカルが強いこと、いい投手が多いことなどを知り、知人の間では「韓国強いねー」と絶賛していたくらいだ。イチローも韓国人の心に火を付けることはないんじゃない?くらいに思っていた。だから韓国の本気モードで2回連続で負けたときは、さすが韓国くらいに思っていた。イチロー発言は、親善試合じゃないんだから多少の因縁があった方が面白いかも、くらいには思っていたけども。

 私が日韓ワールドカップの時に非常に気分を害したのは、対戦する国を侮辱するポスターを持っている韓国人サポーターがうじゃうじゃいたことである。韓国は日本より対戦相手に恵まれていた。イタリアやポルトガル、スペインと普段なら相手にされない国と対戦できたのだから。勝ち進むことよりも一流プレーヤーとの試合そのものに価値があったと思う。日本は対戦相手がロシアとベルギー、チュニジアだ。勝ち進むにはラッキーな相手だった。でもそれだけだったように思う。それなのに世界のスーパースターを侮辱する言葉をわざわざ英語で書いてマスコミの取材を受けるたちの悪さ。あのサポーターたちのお陰でわたしの中の韓国人に対する印象は非常に悪くなった。私は冷静沈着、自己顕示欲のない韓国人の知人も知っているが、それはごく少数だ。韓国人の致命的な欠点は自己顕示欲が世界に嫌われている、ということに気づいていないところだ。救いがあるのは若ければ若いほど、こうした現実を知っている人が多いことだ。

 今回、韓国・朝鮮人の悪い面ばかり取り上げたが、情の厚い人が多く、決して嫌いというわけではない。人なつっこく仲良くなるとこれほど頼りがいのある民族はいない、と思うほどである。


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この国を真面目に考える [雑感]

 不義理な関係を中国に揺すりの材料に使われて自殺してしまった日本の外交官がいた。裏切ることは出来ない代わりに死を選んだことを称える声がマスコミから上がっていたが、おかしな話である。国家に対する忠誠心がそれほどあるなら、そもそも足をすくわれるようなことをしなければ良かったと思う。功罪両面をはっきりさせないのは日本人の悪い習慣だ。

 マスコミ・官庁にはスパイは間違いなくいる。国益から考えれば裏切り者だ。日本人として生まれながら同盟国の諜報機関の手先となって動き、何ら罪の意識も感じず機密情報を流している。だから日本政府が陰でこそこそ動くことは事実上、不可能だ。すべて情報が筒抜けだから同盟国からとんでもない要求を突きつけられる。

 こうした連中を取り締まらず、中国やロシアのスパイの活動にはたいした話でもないものをことさら重大事件のように持ち上げる。同盟国ならスパイも受け入れるのか? そもそもそんなの同盟国なのか? 公安警察は弱体・無力化した左翼活動家をいまだに尾行することに税金を使っている。

 日本の外務省や警察庁がこんなていたらくなのは今に始まったことではない。この国は昔から裏切り者の宝庫なのである。戦前からドイツの娼婦をあてがわれた陸軍将校らが強力に主張したお陰で、国益に反する日独伊三国同盟という馬鹿馬鹿しい負け犬の戦争に付き合ってしまった。そんな陸軍の連中が天皇の権力をかさにやりたい放題をしたから、日本は焼け野原になってしまったのだ。

 日本政府が中国や韓国に喧嘩をふっかけているが、これはポスト小泉が阿部であることを確認した外務省官僚が、阿部に忠誠を誓うためのごますり外交策であると私は考えている。これまで弱腰だった外務省がにわかに動き出したことに中国も韓国も面食らっていることだろう。阿部に対する忠誠心を見せるためだけに中韓を怒らせたのは正解なのか? 国益を真面目に考えているのか疑問だ。

 対東アジア外交という点では、わたし自身は危ない橋を渡る阿部よりは硬軟使い分けることが出来る福田の方が首相に向いていると思うのだが。私には単に情報不足かもしれないが、福田が首相になった場合の側近の顔が浮かばない。総合的にはやはり阿部なのか。


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野球二題 [雑感]

 それにしても巨人は強い。予想を上回るペースで巨人は勝ち星を重ねていく。憎たらしい巨人が久しぶりに甦ったようだ。
 原辰徳の監督としての手腕は野球場だけに限ったことではないらしい。選手とのコミュニケーションをしっかりとり、この人のためならと思わせる人格者の一面も持っているという。この手の話は星野仙一氏にも通じるところがある。
 堀内巨人は有望な若手選手を使うのが下手くそだったが、原になってこれまで使われなかった選手が続々と活躍している。試合運びをスモールベースボールと揶揄される向きもあるが、確実に1点を取る本来の野球を忠実に実行している。私としては試合に緊張感が出来て原の野球は好きである。また今のところ、ナベツネも選手起用などにちょっかいを出していないのが幸いだ。

 パリーグはロッテが元気がない。日刊スポーツの記事ロッテ早くも10敗、敗因の1つにWBC?で思い出したことがある。去年のオールスターでセリーグ代表監督の中日の落合監督が阪神の選手を積極的に使ったことだ。他の選手が休んでいるところをオールスターで酷使されることで、球宴直後の阪神はものの見事に成績がガタ落ちした。その悪夢と同様の事態がロッテに起きたのである。日本代表監督としての王さんは、もしかして今シーズンのことを考えての上でロッテから8人を選出したのではないか。策士にはとうてい見えない王監督だが、2年連続でプレーオフで痛い目にあっているだけに、考えられないことではない。


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